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パニック障害と関連疾病パニック障害と他の精神疾患の合併
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パニック障害は、他の精神疾患と合併することがあります。
とくにうつ病はパニック障害の人に多くみられる病気です。
同時に発症することもあれば、パニック発作を繰り返すうちに、うつ病になってしまうこともあります。
パニック障害の人が生涯でうつ病になる確率は35〜91%と高い確率です。
社会不安障害もパニック障害と合併することの多い病気です。
パニック発作や対人恐怖による社会的な回避行動が長く続くと、社会的な孤立感が強くなります。
その結果、うつ病も併発することもあります。
パニック障害と社会不安障害の根底には、ともに「恐怖」があると考えられています。
パニック障害は身体的生命の危機を恐れる不安障害であり、社会不安障害は社会的生命の危機を恐れる不安障害であるとされています。
そのどちらも本質は同じなのですが、「身体的な生命」の喪失を恐れるのか、「社会的な生命」の喪失を恐れるのかが、これら2つの病気を見極める根底にあると考えられているわけです。
また、パニック発作の回避行動として、アルコール量が増えて、アルコール依存症になってしまう人もいるようです。
健康診断でアルコール性肝機能障害を指摘されて内科を受診した患者さんで、その原因がパニック発作であったというケースもあるようです。