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パニック障害の治療薬物療法〜ベンゾジアゼピン系抗不安薬〜
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ベンゾジアゼピン系薬剤は1960年代に開発され、安全性が高いため、現在でも幅広く使用されています。
確実で速やかな効果がみられること、副作用が少ないこと、飲み続けることで効果が弱くなって必要な薬の量が増えること(耐性)がほとんどないこと、などの特長があります。
主な副作用は眠気やフラフラ感ですが、これは本来の作用が強く出すぎるために起こるものです。
このような副作用は、薬の変更や量の調整で対応できますが、自分で勝手に飲む量を調整してしまうと、本当に必要な量の調整ができなくなってしまいます。
必ず医師に相談しましょう。
また薬の依存性を心配する声はよく聞かれますが、ベンゾジアゼピン系薬剤は長期間飲み続けても安全な薬です。
しかし、病気が治っていない状態で服薬を中止すれば、当然のことですが、症状は再発します。
したがって、「この薬さえ飲んでいれば大丈夫」というわけではなく、「根本的な治療を進めるために利用する」くらいに考えておいたほうがいいかもしれません。
なお、ベンゾジアゼピン系薬剤を長期間服用後、急に中断すると禁断症状的な不安感などが現れることがあります。
医師と相談しながら、徐々に薬を減らしていくなどの方法をとれば、禁断症状は出ませんので、自己判断で勝手に服薬を中止したり、減らしたりすることは避けましょう。