言いようのない不安と恐怖/不安神経症の克服

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パニック障害の治療

精神療法〜認知行動療法1〜

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次に認知行動療法についてお話しします。
「認知療法」と「行動療法」に分けて行われることもありますが、これらを合わせて認知行動療法として行われることも多くなってきたようです。

行動療法や認知療法は、抗不安薬やSSRIなどを用いた薬物療法と並行して行うと、より高い効果が期待できます。
(A)行動療法
パニック障害の人の多くは、広場恐怖に苦しんでいます。
しかし、その不安や恐怖は、誤った思い込みからできあがったものにすぎません。

行動療法とは、不安や恐怖を感じる状況や場面へ、少しずつあえて自ら近づいていって、自分が感じる不安や恐怖は誤った思い込みであることを認識させ、不安や恐怖を克服していく治療です。

しかし、この方法は患者さんにとっては精神的苦痛を伴うものですので、尻込みされてしまう恐れもあります。

そこで行動療法では、まず具体的な目標を設定します。
次に、その目標をいくつかの小さな段階に分けて、一番簡単なものから挑戦していきます。
そして、その段階がクリアできたら、次の段階へ進んでいきます。
大切なのは、ひとつひとつの段階で、ここに来ても何も起こらないのだということをしっかり認識することです。

このようにして、不安や恐怖の対象を一つずつ克服し、普通の生活を送れるようにしていきます。