言いようのない不安と恐怖/不安神経症の克服

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パニック障害とは…

予期不安

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パニック発作を経験した後には、「またあの発作が起こったらどうしよう」という強い不安を持つようになります。
これを予期不安といいます。

パニック発作への不安(予期不安)で頭がいっぱいになってしまうと、患者さんは神経質になり、いつも身体の状態を観察するようになります。

そのことによって持続的に自律神経症状が生じることになり、パニック発作が繰り返し生じるようになってしまうわけです。

このように、予期不安がパニック発作を誘発することもよく見られます。
予期不安によるパニック発作の誘発は、パニック障害の特徴の一つということができます。

パニック障害では、パニック発作を繰り返していくうちに不安の対象が変化してきます。
最初は発作そのものに対する不安、つまり死んでしまうかもしれない、失神するかもしれない、気がおかしくなってしまうかもしれない、という不安です。

それが、しだいに発作が起こったときの状況を想像して不安になります。
事故を起こして、他人に迷惑をかけてしまうかもしれない、発作を起こしてもだれも助けてくれなかったらどうしよう、人前でいきなり倒れてしまうかもしれない、人前で取り乱してしまうかもしれない、などという不安が出てきます。

このようにパニック障害が慢性化すると、不安の対象がどんどん広がり、行動が制限されてくるようになります。