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パニック障害とは…広場恐怖
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広場恐怖とは、もしパニック発作が起こったら、すぐに逃げられない場所、助けを求められない場所にいることに不安を感じ、そのような場所や状況を避けるようになるものです。
広場恐怖の対象となる場所や状況は人によってそれぞれ異なります。
一般的には、電車やバス、車、飛行機、エレベーター、歯医者、美容室、映画館、会議室、道路の渋滞など、人ごみもしくは一人きりになる場所、逃げるに逃げられない状況、一定時間特定の場所に拘束されてしまう環境などに不安を感じる人が多いようです。
ちなみに広場恐怖の「広場」とは、ギリシャ語の「アゴラ(agora)」が語源で、「市場」「集会所」などの意味を持っています。
「広い場所で恐怖を感じる症状」という意味ではありません。
広場恐怖はパニック障害の症状のひとつではありますが、パニック発作や予期不安のように必ず起こるというわけではありません。
パニック障害の患者さんでも広場恐怖の症状が現れない場合もありますが、パニック障害の患者さんの7〜8割の人に広場恐怖が見られます。
さらに不安が強まると、患者さんは家にこもりがちになったり、一人で外出できなくなる場合もあります。
広場恐怖が重症になるにしたがって、日常生活において「できないこと」が多くなってきます。
このような社会的役割を果たせない自分や、それに伴う周囲との葛藤が患者さんのストレスとなり、症状の慢性化につながります。