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パニック障害の原因パニック障害に関する統計データ
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パニック障害の発生頻度、患者さんの受診傾向、長期的な経過についてみてみたいと思います。
パニック障害の発生頻度は、国によって違います。
米国では、1年有病率2.2〜2.7%、生涯有病率3.4〜4.7%と報告されています。
台湾では、1年有病率0.2〜0.4%と最も低いようです。
日本では時点罹患率(その時点で症状を生じている人の割合)は、女性5.0%、男性1.7%、全体で4.4%でした。
パニック障害の患者さんは、はじめから精神科や心療内科などを受診することは少なく、内科などを受診することが多いようです。
動悸や呼吸困難などの症状が出るので、まず体の病気を疑うのは当然のことかもしれません。
パニック障害の長期的な経過については、スウェーデンで詳しい報告がなされています。
このデータによると、パニック発作もなくなり治療も受けていない寛解例は18%、症状はないが治療は継続している例が13%でした。
15.1%の人は発作が再発し、18%の人は現在もパニック障害の診断基準を満たしているということでした。
いくつかの報告をまとめたものによると、数年間治療を受けた後も17〜70%の患者さんにパニック発作が残っていて、36〜82%の患者さんに苦手な場所を避ける行動パターンが残っていました。
長期的な経過を悪化させる要因としては、うつ病、他の不安障害、アルコール依存などの合併が挙げられています。